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禁断背徳の鎖3・縺れるDestiny-運命-
第9章 本社内はトラブルだらけ



「誰が孫のと言った?
取締役役員、俺とてそこからスタートだ、状況は変わらんだろう」


「なんだ違うのか‥
同じ取締役役員と言っても、男性と女性では見方が違う‥
田野倉辺りが黙っているのか?
彼奴等の事、会長の揚げ足を取るのに、お嬢さんを使おうとするだろう、それも警戒してるんじゃないか会長は?」


あの嬢ちゃんが、田野倉如きにやられるとは全く思わないが‥
世間一般で言えば、御披露目の箱入り人形のイメージだ、田野倉なら必ず狙う‥そう断言出来る。



「田野倉か‥
あれは‥やりかねん」


「そう分かっているなら、もう少し静観しているしか無い‥
頭は良いんだ、暫く指導を受ければ田野倉相手でも、十分に対抗出来ると俺は信じているかな」


「・・・・・」


皇も、嬢ちゃんの事は御披露目のお人形のイメージしか無い筈‥
一応御披露目には居たんだが、何故か皇は嬢ちゃんに声は掛けなかった。


そこにどんな意図があるかは知らん‥
あの時、会場内に居たとはいえ、紀永は嬢ちゃんから離れていた‥にも関わらず、声を掛ける事無く終わっている。


途中から、それどころでは無かったとも言うが・・・




(はぁ‥漸く退散してくれたか‥
相変わらず皇は扱いにくい‥‥)


納得はしていないものの、何とか皇を退けた‥
とは言え、皇がまだ重役フロアーに居る事は確か、それに櫻井と黒崎はどうした?



「たくっ‥
どうして面倒事は重なるんだか‥‥」


俺の方も、慌てて社長室を飛び出して、秘書課へと向かう‥
勿論、あの問題児黒崎を確認する為だ。



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