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禁断背徳の鎖3・縺れるDestiny-運命-
第9章 本社内はトラブルだらけ



喫煙所近くで缶コーヒーを飲んでいたら、少し残業だったらしい倉原父と出くわしちゃった‥
倉原父は、私が会長室に出入りしているのは知っているから、そこは良いんだけど‥‥



「・・お父さん、また煙草??」


「今日は忙しくて初めてなんだが‥」


「初めてかぁ‥
じゃ良いかな??」


禁煙禁煙って言い過ぎてもね‥
そう簡単に止められ無いのが煙草だって、理解はしてる‥私は止めたけど。



「で、なんで此処に居るんだ美紀?」


「えーと‥連絡待ちかな??」


「・・・
ああ‥そういう事か‥‥」


良かった、これだけで理解してくれたみたい‥
あまり言葉に出すのも少々‥‥



「という事は、上はまだ誰か居るのか‥
いや、社長と皇専務が居たな」


「あれ、上に行っていたの?」


「メンテナンスだったんだが、確かに居たのは見た」


「皇専務・・・」


「苦手か?」


「分からない‥
話をした事が無いから、どんな人かも知らないの」


これは本当‥
書類上と葉山さんの話程度で、私は皇専務という人が、どんな人なのか全く分からない・・・








「結局、櫻井まで追い出されたな」


「社長と専務の話じゃ‥
俺達追い出されて当たり前‥‥」


「確かに‥
自販機で飲み物でも買って行くか‥
それで時間が潰れるだろう」


社長と専務が会話中なので、俺と櫻井は1つ下のシステム課まで下りて来た。


この時間は、退社でエレベーターが混むから階段を使い、多少時間を潰すのに、休憩スペースで飲み物でも買って飲む事に‥
こういう時は秘書は邪魔な存在、終わるまで待つのもまた仕事の内。



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