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禁断背徳の鎖3・縺れるDestiny-運命-
第9章 本社内はトラブルだらけ



丁度、会長室専用エレベーターは、社長室を過ぎた向こう‥
だから照明が点いている方に向かえば良い。


そう思って、長い廊下を歩いていたら・・・



「何故1社員が此処にいるっ!」


「っ!?」


社長室近くに居たのは‥‥皇専務‥
そういえば、社長と皇専務が話をしていたって‥まだ帰っていなかったんだ・・



「あ‥あの‥‥
社長から、此処に来るようにと‥‥」


これは、何かあった時の為に、初めから話合わせている事‥
もし誰かと会ったら、こういう風に言え、これで話は通っている。



「たかが1社員に、全くあの社長の奴は‥
お前、所属と名前は?」


「はい‥システム課・外部プログラム部所属の、倉原美紀と言います‥‥」


この人が皇専務‥
倉原父が言ったように、頭が固そうな雰囲気。



「倉原?
・・そうか、お前が噂の倉原の娘か‥
ふん、社長と同じく倉原も会長派だからな、初めから取り込みか?」


なんて言い草‥


重役だが、早乙女筋だか知らないけど、1社員と見下した超高見目線‥
こんな人が私のと思うと‥紀永があまり話さないのが良く分かる。


でもっ!!



「・・・
倉原主任と私は別です、そんなに重要ですか派閥が?」


「なんだと?」


「同じ社内なのに、派閥という名で分けるなんて‥
そこまで会長が嫌いですか、皇専務?」


「ほう‥俺の事を知っているのか‥‥」


しまった、言い過ぎた!


でも、平社員でも重役陣の顔を知っている人だって居る‥
此処で弱腰なんて、絶対駄目!



「知っています‥
どうして派閥なんてもので、人を分けなくちゃいけないんですか?
どうしてそこまで会長を嫌うんですか??」


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