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第4章 高野 皐月
お父さん…の話はまだ続いた。
復員して、偶々私が生まれた病院で働いてた看護婦さんと知り合ったこと。
その人とお互いの話をする中で、その人が当時のことを知ってそうな同僚の看護婦さんを探してくれたこと。
同僚の看護婦さんと会って話を聞いたこと。
空襲で、生まれて三日目の赤ちゃんを新生児室から抱いて防空壕に逃げたけど、病院が焼けて、お母さんのことも分からんようになり、自分で育てることもできず、施設に預けたと聞いたらしい。
そこから私の居てた孤児院にたどり着いて。
でも施設に行っても、十何年も前の資料がちゃんと残ってなくて、調べるのに時間がかかった、と言うた。
やっと連絡が来たのがこの春で。
居ても立っても居られんで、お父ちゃんとお母ちゃんの家に会いに行ったということやった。
一足違いで私は就職で家を離れたところで。
その日はそのまま帰って、お父ちゃんと連絡を取り合いながら、予定を合わせてここまで来た、ということやった。
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