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第20章 披露宴

『梨花、用意できたかい？』

『はい……』


何故か私も、ももちゃんの結婚式に
招待されたのだ。久しぶりに、こんな
ドレスを着たような気がする。

だけど、きっと社長様も来る……
こないだみたいな事にならないように
気をつけなきゃいけないな……


結婚式が始まり、ももちゃんの
親族らしい人が誰もいなくて
英二くんのお母さんとお姉さんと
私達夫婦と社長夫婦の他には
10名程度しか居なかった。

結婚式が終わり、披露宴が始まった。
突然のように、会場がどよめいた。
スクリーンにはももちゃんが全裸で
沢山の、男性に囲まれている……
奥にご主人様の姿があった……


『えっ……？ご主人様が居ます』

『そうだよ、こないだのだからね』

『ここは？』

『梨花も行ったことあるよ。社長とね』

やっぱり……アダルトショップ……

あのお店……