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第24章 家族

『梨花が一生懸命やってたら、そのうち
使ってあげるかもしれないからね』

『はい……』

梨花は少し嬉しそうな顔をした。
僕はもう、決めていたんだ。
セックスするのは美紀ちゃんにしようと。

この先、梨花のご褒美はアナルセックスに
しよう。僕も、経験がない訳ではないけど、
それを売りにしていた風俗嬢相手だから
僕も未知の世界だ……

僕は梨花を置いて家に戻った……
30分後ぐらいに、美紀ちゃんが引っ越し
業者の人と来た。

『梨花は？』

『隣だよ……』

『そうなんだ。私が引っ越してくるのは？』

『まだ、知らないよ……』

今まで使っていた家具は引き取ってもらい
美紀ちゃんと選んだ家具が収まって行った。

朝とは全く違う……
別の家みたいになった……
美紀ちゃんの選んだ家具の隙間に、
梨花のモノが少し目について、
センスが違うモノだから、主張している
ように見えていた……