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孫娘みーちゃんとの日々
第17章 みーちゃんの日々は平凡?
「それで、連絡してこないのね。肝心なこと伝わらないね、グリズリーは額面通りで融通がきかないからね。では、落ち着いたら連絡してくださいとお伝えください。ところで学校は如何されるのですか」
「そうなのよ、それもあってね。これ以上休むと留年になってしまうから行かせないと。担任の先生は松葉杖が使えるなら学校に来ても構わないとおしゃっているのよ。リハビリは必要ない、プログラムを自宅でやってくださいとのことなの。ようはもう何もすることがない。あとは頑張って歩いてくださいと担当医から言われたのよ」
「随分とつれない感じもしますが、そんなもんですかね」
「良くお聞きしたら、もう良くなっていて、とっくに歩けるはずなのですって。内のバカ息子はね、歩けないふりしていたのよ。それが看護師さんにばれて追い出されたのよ」
「歩けるんですか、え」
「内緒よ、みーちゃん。困ったものよ、でもね長距離はまだ杖があった方が良いみたいなのよ、一様はね」
「グリズリィの奴、同情を引こうとしてやってくれたわね」とぷんぷんと怒って、マミーと別れて帰ることにした。
『連絡してこないのは、うそがバレたのがみーに知れると大変になる。それでみーが激おこぷんぷん丸になるのが分かっているからね。マミーに泣いて取り持ちを頼んだのが真相ね、きっと』とグリズリーを読み切っているみーちゃんでした。
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