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孫娘みーちゃんとの日々
第22章 みーちゃんの旅立そしてお別れ
 長い冬が終わり、水温む季節がやっと巡って来た。じじはお風呂のお掃除で濡れた手をふきふきして台所まで来ると、玄関が開いた。
「こんにちは、美鈴です」と良く通る声が響いた。
 じじが玄関に顔だすと、セーラー服姿ではない体格の良い女子が三和土に立っていた。
「あ、美鈴さんかい。久しぶりだのー」とじじは言って見て、
「あれ・・・、見違えるな美鈴さん。別嬪さんじゃの」と固まってから目尻を下げたじじ。
「そんなに見ないでくださいな。みーちゃんは居ますか」と恥ずかしそうに俯いて言った。
「ああ、みーちゃんは今出かけているのじゃ。あんた随分と痩せたなあー」
「ええ、ダイエットしているのですよ今」
「実は、わたし今春大学入学でここを離れるのでお別れのご挨拶にきたのですよ」と美鈴。
「みーちゃんから、美鈴さん大学入学決まったみたいよとは聞いてはいたがのー」
「みーちゃんはいつ頃帰りますか」
「そうそう、みーちゃんは午前中かかると思う。昼には帰ると言って学校にいったんじゃよ」
「学校ですか、春休みなのに」
「いやー、それがのみーちゃんに留学の話が来ておって、高校から這入るとすると色々あるらしいじゃ。先生達が応援してくれていてね。その説明みたじゃな。ママさんと一緒に聴きにいっとるんじゃあ」
「留学ですか。何処にです」と美鈴。
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