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第4章 【止まらない欲情に乱れて…】

当然のことながら下着は着けていないのです。
肌襦袢に通ってしまっているのを見られるのはまだ恥ずかしい。




「気持ち悪いんでしょ？綺麗な着物についちゃう前に楽にしてあげるよ」




優しい声に絆されて抵抗する力も抜けていく。
「手は上だよ」と頭の後ろでクロスさせられその手をお義兄さまが片手で押さえてる。
再びお義兄さまの舌に翻弄され、亨さんの手が生足に触れてきてヒクヒクしてしまう。





足袋を履いた片足を自分の太腿へ乗せさせる。
もう少しでヌレヌレのオマンコが見えてしまいそう。
膝の方から手を滑らせてきて足の付け根まで這わせる。




「んっ………ハァハァ」




トロンとした目で亨さんを見つめる。
意地悪な指先は触れそうで触れない。
耳の穴まで舐め回すお義兄さまの舌に喘ぎながら目では訴えている。
早く…………楽にして、と。




帯の下の余った部分を折り曲げているおはしょりを緩めてはだけやすくされる。
上からなぞるように触れてくるだけ。
何とも物足りない感覚に腰を上げそうになる。
それを見て楽しんでいる亨さんには逆らえない。




「ねぇ、もう一度聞くよ、兄貴にキスされて十和子のオマンコはどうなってるの？濡れてる？」




「んんっ………ふっ……」




何を言ってもお仕置きなのはわかっているから、どう言えば亨さんが悦ぶのかを考える。




「答えられないの？今から確かめるけどね、十和子の口からも聞きたかったんだ………従順に俺だけを愛して俺だけに濡れるのか、それとも他人の愛撫にバカみたいに濡れまくってるダメなオマンコなのかをね」




後者だとわかりきっているのに試してる。
皆の前で恥をかかせて私が豹変するのを待ちわびているのね。
媚薬もそろそろ本領発揮する頃。
グイッともう片方の足をお義兄さまがご自身の太腿へ乗せ上げた。




ソファーの上で亨さんとお義兄さまの足の上で大股を開かされている。
もう緩んだ着物はもう一捲りすれば見えてしまうくらいはだけてる。




もどかしい動きをしている亨さんの指先はようやく私の中心へ辿り着いた。




「あぁ、凄いクリトリス勃ってるね」




チョンと弾かれただけでドクン…と心拍は上がり噛み締めるように呼吸を繰り返す。
熱い……どこもかしこも。
触れられただけでイキそう。