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青い煩い、少女の情動。
第8章 布団の香り、

[そろそろいっちゃうかな?]
そう思った私は悠寿君のを一気に奥まで咥える。下手したら喉の奥まで届いてしまいそうだ。ふぐっ
思いっきり吸い付いて、口を前後に動かす。あっ、先から少し液が出てきた。ちょっと苦いかも。
『莉央お姉ちゃん。それやばいぃっ、なんかきちゃうっ』
私は上目使いで悠寿君と目を合わせに行く。口を押さえるも声が漏れてしまう悠寿君の余裕のない顔が私の方を向く。感じてる顔可愛いなぁー、
[ひは、わらひのかおおはえてっ。]
快楽に溺れていても悠寿君は従順だ。悠寿君は短い両手でがっちりと私の頭を掴んだ。
[こひをふっへ?]
私の指示を余すことなく聞いた悠寿君は私の顔を押さえたまま、腰を前後に振り始めた。
はぁはぁ、
悠寿君の汗がぽつんと私の頭の上に落ちる。
悠寿君は天井を仰いで、必死になって腰を振っている。もう、意識のほとんどがそれに向かっているような、そんな理性を失った表情だ。
ぐちゅ、ぐちゅ
私の喉に悠寿君のが押し付けられて、息が苦しくなる。意識が朦朧としてきてぽーっ思考がぼんやりする。けれど、自分と他の境界線が曖昧になっているときほど、快楽を感じやすいのだ。悠寿君が身体を動かすたびに私の全身にも快楽が蔓延する。
『莉央お姉ちゃんっ、もうっ……。』
悠寿君はもう限界そうだ。私もこれ以上は死んでしまう。
[おひへ?]
私のその一言で、悠寿君は限界を迎えた。
『あぁっ!』
悠寿君の身体か雷が落ちように跳ねて、それに遅れて、びゅぅ、と口のなかに津波が押し寄せてくる。
苦い……?溺れそうだ。口の中で放出された悠寿君の快楽が、私を埋め尽くす。
先端からは未だに、一定リズムで波が送られてくる。
もう口が一杯だよぉ。
しばらく経って、波がやんだタイミングで悠寿君のを口から丁寧に抜いた。
[いっはいらひはへ?]
私は口を少し開けて、中の白濁液を悠寿君に見せる。悠寿君は放心している様子だ。
けれども、すぐに意識を取り戻して、すぐに顔を珠に染めた。
とろーっと私は口のものを手にしてだして、
[私の口でイっちゃったね、へへっ]
と無邪気に笑いかけた。

