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ズルい彼
第2章 変わる関係
啄むような、キスを繰り返してそっと唇が離れる。
「…麻耶が本当に可愛く見える。でもこれが好きなのかというと、正直よくわからない。」
「他の女子と同じってこと?」
「…。」優太は何も答えないけど、切なそうな瞳でこちらを見る。伏せる睫毛が長くて綺麗だ。
どっちだよ…。と、思いつつも
それでも、キスしてもらえて嬉しいと感じてしまう。私もなかなかだ。
「違うな、他の女子と。だって、麻耶だよ?あの時から、麻耶はずっと可愛く見えるんだ。誰よりも。」
優太は、はぁーっと深いため息をつきながらぎゅっと抱きしめる。
「言ってること無茶苦茶だよ優太。」
ハハっと笑う。
それはもう、私のことが好きなんじゃないの?って言いたくなる。
優太はこの前から、言ってることが無茶苦茶だ。
大切だから付き合わないし、深くならないといいながらこうやってキスしたり抱きしめてくる。
菜奈が言うように優太も、わかっていないのかもしれない。
でも、ただの性欲のはけ口なのかもしれない。
優太にとって一番はバスケ。体育館で部活をする優太をみればどれだけ真剣に向き合っているかわかる。
向き合ってるから、うまくいかないストレスとか発散したい場所を探すことも。
「…麻耶に沢山触れたい。でも、きっとこの関係に戻れなくなる。それは嫌だ。ずっと麻耶のそばにいたい。無茶苦茶だよ、好きになるかわからないのに、麻耶とは最後までしたい。ごめんホント、俺はズルいから。」
今にも泣きそうな優太。こんなに大きいのに、なんだか幼稚園児のようだ。
「…正直すぎだよ。」
「麻耶がさっき本音でぶつかってきたからだろ。これが本音。俺、こんなクズだったっけ。」
「…麻耶が本当に可愛く見える。でもこれが好きなのかというと、正直よくわからない。」
「他の女子と同じってこと?」
「…。」優太は何も答えないけど、切なそうな瞳でこちらを見る。伏せる睫毛が長くて綺麗だ。
どっちだよ…。と、思いつつも
それでも、キスしてもらえて嬉しいと感じてしまう。私もなかなかだ。
「違うな、他の女子と。だって、麻耶だよ?あの時から、麻耶はずっと可愛く見えるんだ。誰よりも。」
優太は、はぁーっと深いため息をつきながらぎゅっと抱きしめる。
「言ってること無茶苦茶だよ優太。」
ハハっと笑う。
それはもう、私のことが好きなんじゃないの?って言いたくなる。
優太はこの前から、言ってることが無茶苦茶だ。
大切だから付き合わないし、深くならないといいながらこうやってキスしたり抱きしめてくる。
菜奈が言うように優太も、わかっていないのかもしれない。
でも、ただの性欲のはけ口なのかもしれない。
優太にとって一番はバスケ。体育館で部活をする優太をみればどれだけ真剣に向き合っているかわかる。
向き合ってるから、うまくいかないストレスとか発散したい場所を探すことも。
「…麻耶に沢山触れたい。でも、きっとこの関係に戻れなくなる。それは嫌だ。ずっと麻耶のそばにいたい。無茶苦茶だよ、好きになるかわからないのに、麻耶とは最後までしたい。ごめんホント、俺はズルいから。」
今にも泣きそうな優太。こんなに大きいのに、なんだか幼稚園児のようだ。
「…正直すぎだよ。」
「麻耶がさっき本音でぶつかってきたからだろ。これが本音。俺、こんなクズだったっけ。」