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ズルい彼
第1章 幼馴染の優太
いつの間にか、私は優太に彼女が出来ないように予防線を張っていたのかもしれない。
「私の部屋で宿題しようよ~!」
と、高校生になってからもよく、優太を部屋に誘っていた。
普段はしないのに、優太といっしょに過ごすときだけは少し胸の谷間が見えるような服装をしたり、短めのスカートを履いた。
優太は、普段はバスケ部で活動しているので水曜日以外はほぼ部活動で朝以外会えない。
幼馴染の特権でよく、クラスに遊びに行っては
優太は私のものです。と、言わんばかりに優太にくっついていた。
周りからは、もう彼氏彼女認定をされていて、優太もことさらそのことに関して何も言わないから、私も満更じゃない。というような態度を示していた。
そして、高校2年生の6月、それは起きた。
「…前から思ってたけどさ。」
優太が口を開く。
優太が私の部屋に来ると、その大きさでいつもより部屋が狭く感じる。
キリッとした眉毛にぱっちり二重。
180センチに近いその身長と程よくついた筋肉。
「…どうしたの?お腹すいた?」
何気なく、宿題をしながらチラッと優太をみる。
「麻耶のその服、見えてるけど?」
「え?」
「…胸元。誘ってんの?」
「私の部屋で宿題しようよ~!」
と、高校生になってからもよく、優太を部屋に誘っていた。
普段はしないのに、優太といっしょに過ごすときだけは少し胸の谷間が見えるような服装をしたり、短めのスカートを履いた。
優太は、普段はバスケ部で活動しているので水曜日以外はほぼ部活動で朝以外会えない。
幼馴染の特権でよく、クラスに遊びに行っては
優太は私のものです。と、言わんばかりに優太にくっついていた。
周りからは、もう彼氏彼女認定をされていて、優太もことさらそのことに関して何も言わないから、私も満更じゃない。というような態度を示していた。
そして、高校2年生の6月、それは起きた。
「…前から思ってたけどさ。」
優太が口を開く。
優太が私の部屋に来ると、その大きさでいつもより部屋が狭く感じる。
キリッとした眉毛にぱっちり二重。
180センチに近いその身長と程よくついた筋肉。
「…どうしたの?お腹すいた?」
何気なく、宿題をしながらチラッと優太をみる。
「麻耶のその服、見えてるけど?」
「え?」
「…胸元。誘ってんの?」