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ズルい彼
第1章 幼馴染の優太
確かに誘ってはいるものの、なんて返事をすればいいのか分からなかった。


優太は薄着の私に少しずつ近づき、コテっと頭を肩に乗せる。


ビクッと、身体が跳ねる。


「麻耶、家に来るたびに着替えててさ、薄着だし、胸元よくはだけてなんかエロいじゃん。俺だって男なんだけど?」


上目遣いでこちらを見てくるものだから、


「アワワワワ…!!」と、震えた声しか出ない。



「俺のこと、好きなんでしょ?」
と、核心を付くような発言をしてくる。


バレてる…!!


すると優太は私のヨれたTシャツの首元を伸ばし、胸の谷間を覗き込む。


「え!?」

「えって…うわ、えっろ。麻耶何カップあるの?」

「Eかな…。」

「ふーん。」


少し沈黙が流れる。


誘っているのがバレたのだ、正直に話したほうがいいのかもしれない。


「…優太に彼女できたら嫌だし、出来るだけのことはしてみようと思って。」

と、モジモジしながら言うと


優太はまた

「ふーん。」と、言ったまま、私の胸元を眺めている。


心臓は、今までにないくらい早打ちしているし、汗が出てきたし、なんなら下着が少し濡れてきた。   


そして、何を思ったか
「あ!遊びは嫌だよ!?あんた、モテるからって女の子とっかえひっかえしてるって中学の頃めちゃくちゃ噂になってたし、高校入ってからも聞いてるからね!?」


ぼーっとしてるしてるくせに、可愛い子に手を出すのは早い。


最初にそんな話を聞いた時はショックだったけど、結局彼女を作ることはなく、なんだかんだいつも私のそばにいた。


だから、少し期待していた。


優太が本当に好きなのは私なんじゃないかって。

 
「…ふーん。」と、またテキトウな返事をしたあと、優太は私を後ろから抱きしめるように座る。
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