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ズルい彼
第1章 幼馴染の優太
声が段々、艶かしいものに変わっていく。

「ゆうたぁっ、んっダメッ、あっ。」

「可愛い〜。」

乳首を摘んだり、捏ねくり回しながら、優太は楽しそうに

「気持ちいいの?」と、笑っていた。


こんな優太、見たことがない。これが、男として異性と関わるときの優太なんだ。
見たことのない彼の姿に戸惑いを感じつつも、やっとそれを見せてくれたことに安堵する。 


異性として、ちゃんと私を見ていてくれたのだと。


確かに、触れて欲しかったけど男の人の力がこんなに強かったとは…と、恐怖も同時に覚えた。

「あっ、んんっ。」

自分から聞いたことのない声が聞こえることもなんだか不思議な感じがする。


快感が全身を襲い、優太に体重を乗せるように後ろにもたれかかる。優太の下半身のそれも、固く熱くなっていた。
それがわかると、更に自分の身体も熱くなる。


「次はこっちだね。」
優太は、スカートの中に手を入れようとしたので


「それはダメッ!」と、慌てて止める。


「えー、じゃあさ、ブラジャー外してよ。ちゃんと揉みたい。」

つまらなそうに、優太はおねだりしてきた。


しばらく、沈黙の後に、仕方ないとブラジャーを外すのにモタモタしていると

「麻耶〜、待てない!」と、私を押し倒しブラジャーを簡単に外したかと思うと覆いかぶさるように私にのしかかって、貪るように胸に食らいつく。

両手で胸を真ん中に寄せて、なんと優太はその中に顔を埋めた。

「えっ!あっ!ん~~っ!!」

埋めたあとに、口に乳首を含ませてチュパチュパと吸い始める。

身体中に刺激が走る。


なにこれ!?

今日はたまたま両親が家に居なかったら良かったものの、私は家に響き渡るような喘ぎ声を出していた。


少し伸びだしたヒゲがチクチクと刺さる。

「あっ、優太っ、んん~っ!!だめぇ〜。」

チュパチュパという音、お互いの息遣い、私の喘ぎ声が部屋に響き、なんとも言えない奇妙な感覚になった。

そして、
顔を上げてこちらを見たかと思ったら


むちゅ〜と、濃厚なキスをしてきた。


優太と、キスしてるっ…今までの片思いが実った事実を実感することと、舌を絡ませてくるのでいろんな感情が一気に込み上げてくる。



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