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ズルい彼
第1章 幼馴染の優太
何度も舌を絡ませてくるけど、初めてのことでよくわからず上手く呼吸もできない。


それに気付いた優太が唇を離す。

涙なのか汗なのかわからないし、呼吸も絶え絶えで今自分がどんな顔をしているのかわからない。


はぁっ、はぁっと荒く呼吸をしながら優太をみると


明らかに


やっちまった。という顔をしている。


「ちょっとふざけようとしただけなのに…。」
はぁーと、手のひらを額に当ててため息を突く。


瞬間に、ヒュっと冷たい風が喉を通るような感覚を覚えて

「え、優太私のこと好きじゃないの?」と聞く。



優太はゆっくりと私の顔を見てから、少し申し訳無さそうに


「好きだよ。でも、一緒にいすぎて、ドキドキとかじゃなくてもう家族みたいな感じ。」



「…え。」
心臓がえぐられるかと思うような衝撃と、先程とはぜんぜん違う電圧のドーンという雷を頭から落とされたようだった。


確かに…優太は私を女として見てなかった気がする。


一人の友だちとして、家族して振る舞っていた気がする。


でも、私は優太が好きだったから


そのフィルターがかかっていたから、実際に理解してなかった。
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