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エリート妻色情飼育
第12章 第十一章 社長とおじ様
仕事は面白く、伸び盛りの企業独特の張り詰めた雰囲気がお嬢様育ちの春香には新鮮に映った。

自分の得意とする英語が重宝がられるのも嬉しかった。

安い品物をいち早く外国から輸入する事も多く、海外からの電話等に適切に応対していたのだ。

勿論、裕子も悟も英語は堪能であったが、それだけに二人に誉められると喜びが心の底から湧き上がる。

幸造も誉め上手であった。

※※※※※※※※※※※※※※※

「ホンマに春香ちゃ・・・
佐山さんが来てくれたおかげで助かるわ。

それに若ぅて綺麗な子ぉ見とると、
こっちまで元気が出るからええわ・・・」

「そんな事・・・。
あっ、春香でいいですよ・・・」

幸造のお供で時折外出する時に帰りの車の中での言葉に、頬を染めながら春香は答えた。

「いやいや、いくら小さい頃から知っとる
いうたかて名前で呼ぶのはアカン・・・。

セクハラ・・言うんかな?
公私のケジメはつけんといかんのや・・・」

急に真剣な表情で言う幸造に、緊張した声で返事をする春香であった。

「はいっ・・おじ様・・いえ、社長・・・」

「あっ・・ワシの事はおじ様でええで。
その方が嬉しい・・・」

いきなり表情を崩す幸造に、呆れた顔をした春香は眉をキッとさせて言った。

「いけません、社長・・・。
公私のケジメです・・・」

「こりゃ、一本取られたな・・・?」

幸造はまるで落語家のように大袈裟な身振りで、剥げ頭を撫でて情けない声を出した。

「フフフフ・・・」
古臭いギャグに素直な笑い声を出す春香が嬉しくて、幸造もはしゃいだ声で笑った。

「わははははは・・・」

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