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エリート妻色情飼育
第12章 第十一章 社長とおじ様
春香は嬉しかった。
何度も父から念を押される内に、本当に自分が秋元グループに金で買われたような気になっていて心が重かったのである。

安物のドラマのように、政略結婚で運命を持てあそばされるヒロインにでもなったようで、悲壮な決意を込めて入社したのである。
秋元グループといえば今を時めく花形企業で、リクルーターにとっては高嶺の花である。

しかもプライベート部門とはいえ、社長直属の秘書などそう簡単になれるものではない。
何か裏があるようで春香は正直、幸造を警戒していたのだが思い過ごしであった。

清純な顔に浮かぶ澄んだ瞳を輝かせて春香は、幸造を見つめて言った。

「じゃあ、プライベートの時だけは
おじ様と呼ばせて下さい・・・」

そう言いながらクスッと笑う仕草に、幸造の股間は激しくエレクトするのであった。

「あ、あぁ・・そうしてくれや・・・」
そして熱くなる顔を隠すように、ハンカチで吹き出る汗を拭いた。

そのまま窓から外の景色を見る振りをして、動揺を押さえるのであった。

(ふぅーっ・・アカンて・・・
良過ぎるで・・これは・・・)

静まるどころか更に大きくなる自分のものに、必死になって違う事を考えようと外を見るのであった。
春香の無邪気な笑い顔が、かつて見た佐山の妻に重なっていった。
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