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エリート妻色情飼育
第17章 第三部 凌辱 第十五章 婚約指輪
春香入社一年目(秘書室)
20●2年6月5日 AM 9:00

※※※※※※※※※※※※

「おはようございます」
春香の元気の良い声に裕子は顔を上げ微笑んだ。

「おはよう、何だか嬉しそうね・・・?」

「ええ、昨日ちょっと・・・。
あっ、それよりすみません・・遅れて。
直ぐに掃除にかかりますから・・・」

慌てて言う春香に優しい声で答えた。

「いいのよ、私が今朝早過ぎたの。
もう掃除は済ませたわ。
それより良い事って何・・・?」

興味深気に聞く裕子に照れるように言った。

「昨日・・貰ったんです、指輪・・・」

気恥ずかしそうに差出す春香の指に、ダイヤの指輪が光っていた。

「うわー・・素敵なダイヤ・・・。
婚約指輪よね・・・?
これ、高かったんじゃないの?」

裕子の言葉に、満更でも無さそうな顔で頬を染める春香は幸せそうであった。

「あっ、それと・・・この間はすみません。
克巳・・・井上さんが楽しかったって、
おっしゃってました・・・」

春香の口調に、以前とは違ったニュアンスを嗅ぎ取った裕子であったが、わざと気付かぬ振りで答えた。

「ああ・・この前の飲み会ね。
私も久しぶりだったから楽しかったわ。
今度は女二人だけで飲みにいこうか?」

「わー・・・嬉しいっ、ぜひ行きましょう」
無邪気に喜ぶ春香を、心の底から可愛いと思う裕子であった。

そう言えばこの頃、益々綺麗になった気がする。
何か大人になったような妖しい色気が漂ってくるのだ。

清楚で純真な笑顔は相変わらずであったが身体全体に丸みが出てきたようで、女の裕子でさえ変な気分になりそうな程であった。

今日は社長も専務も不在であった。
他の役員達も出張やら重なって、珍しく秘書課は暇なのである。

最近は幸造の道楽も大人しくなったのか、それとも春香に遠慮しているのか新しい秘書も入社してこない。
何時もは職務に忠実で物静かな裕子も春香の指輪に刺激されたのか、楽しそうに話しかけてくる。

春香も最近になってようやく慣れてきた職場で、今日は羽を伸ばせそうな気がしていた。

午後三時に近くなる頃、役員の旅費精算が一段落した裕子は軽く伸びをしながら言った。
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