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エリート妻色情飼育
第3章 第三章 誓いの言葉
「私はもう少しいます・・・。
まだ御挨拶をしていませんし、
父からも伝言がありますから・・・」

先程、妻になったばかりの春香の言葉に井上は微笑むとわざと大袈裟に言った。

「わかった・・・。
でも、色々準備や挨拶もあるし
ホドホドにするんだよ・・・」

そして、白いタキシードの襟を正しながら部屋を出ていった。

※※※※※※※※※※※※※※※

「井上の奴、もう亭主気取りだな・・・」
悟の言葉に春香も笑みを零す。

「あー、ホンマ今日は暑いなぁー・・・」
そう言いながら幸造は春香の目の前で、無遠慮にシャツを脱いでいく。

今日結婚したばかりの花嫁の前に浅黒い、たるんだ腹を晒していくのだった。
悟は苦笑しながら眺めている。

春香は少し頬を染めて見つめていた。
そして、銀の王冠から下がるベールで包んだ顔を幸造に向けたままベッド脇の絨毯の床に膝まずき、両手を添えて顔を上げた。

瞳を潤ませながら透き通る声を響かせていく。

「ご主人様、悟様・・・。

今日は私達の結婚式に出席していただき
有難うございました。

嫁ぎはしましたが、春香は身も心も
御主人様と悟様のものです。

これからも春香をお二人の淫乱な奴隷・・・
メス犬として可愛がってくださるよう、
心からお願い申し上げます・・・」

ウェディングドレス姿で放つ言葉が信じられないような内容である筈なのに、幸造は顔色も変えずにソファーに座って見つめている。
悟も薄笑いを浮かべながら、美しい花嫁の挨拶を聞いていた。

「フン、ええ挨拶や・・・」
満足そうな笑みを浮かべて、幸造はおもむろに礼服のズボンを下着ごと下ろした。

赤黒く太いコックがそそり立つように反りかえっている。
ベールの下、花嫁の瞳が妖しく光る。

手袋を脱いだしなやかな指先には、先程愛を誓い合った夫から送られた指輪が輝いている。

春香が幸造の直ぐ傍までにじり寄り、毛むくじゃらの太腿の付根に手を伸ばそうとした瞬間、鋭い声が飛んだ。
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