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エリート妻色情飼育
第31章 第二十八章 興奮
「い、いやっ・・・」
顔を伏せた耳元が赤く染まっていく。

恥ずかしい自分が映っていた。
壁に映る淫靡な姿が容赦無く自尊心を攻めたてる。

「ええ声やぁ・・イヤらしいで、春香ぁ・・・」
幸造の声が心を揺さぶる。

そうなのだ。
自分はケダモノなのだ。

幸造を批判する資格など無い。
男の言う通り淫乱な女なのだ。

『んん、はあー・・・凄いっ、凄いー・・。
ああっー・・おネェ様ぁ、好きぃ・・・』

嬉しそうに淫靡な痴態を繰り広げる自分の姿が、容赦なく写し出されていく。
春香の身体にその時の快感が蘇ってくる。

(そう・・わたし・・・)

気持ちよかった。
感じていたのだ。

春香は顔を上げ画面を見つめた。

『いいわよ、春香・・そう、もっと舐めて。
あ、あぁはああっー・・いいー・・・』

裕子は激しく愛してくれた。

『ああー・・はいっ、おネェ様ぁ・・・。
春香、いいっ・・いいのぉー・・・』

巧みな愛撫は何も知らなかった春香を、完全に目覚めさせてくれたのだ。
その裕子が今、目の前にいる。

「んっんっ・・・あふぅ・・あはぁ・・・」

大きく開いた口から舌を出し、コックを舐め上げる裕子がいる。
まるで見せつけるように。

「おおお・・おほぅ・・・」
快感の声を漏らす幸造が優しく髪を撫で付けている。

(わた・・し・・・)
敗北感に打ちのめされてしまう。

尊敬し愛していた裕子をいとも簡単に操る、幸造の巨大な力に圧倒されていた。
倒錯した想いがこみ上げてくる。

羨ましかった。
置き去りにされた寂しさを感じている。

(わ、わた・・し・・・)
春香は戸惑いを感じた。

(何だろう・・この感覚・・・?)

こんな獣じみた行為なのに。
欲望が膨れていく。

もう耐えられない。
何故一人、ここにいるのだろう。

堪らなく寂しかった。
身体が震えてくる。

その時、細い肩がそっと抱きしめられた。
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