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エリート妻色情飼育
第32章 第二十九章 温もり
「どや、裕子・・・美味いか?」
痴態がより一層見えやすくなるように、皺交じりの指で髪を掻き上げている。

(裕子さん・・・おネェ・・さま・・・)

愛する人の顔が見える。
おぞましいコックと共に。

「おお・・・おふぅ・・ええぞぉ・・・」
「ん・・・はぁ・・ああ・・・ん・・・」

裕子の舌が這う。
浮き出た血管なぞっていく。

「あふぅ・・・おい・・しい・・・」

陶酔した表情で声を漏らした。
頭の中が白くなっていく。

「おおお・・そ、そうか・・・おおぉ・・・」
気持ち良さそうに声を絞り出している。

「よう見とるかぁ・・春香ぁ?」
執拗に挑発を繰り返してくる。

「ああ・・あはぁ・・・」

春香は見つめている。
熱い息を吐いている。
悟の腕の中で。

「欲しいんやろ、春香ぁ・・・」
「ああ・・・・・ああぁ・・・」

「お前もこんな・・・おおぉ・・・。
イヤラシイ事・・・したいんやろ?」

(ああ・・そ、そう・・・)
力が抜けていく。

「淫乱になりたいんやろぉ・・・?」
理性が崩れていく。

「ああああぁ・・あはぁ・・・」
春香の唇から舌が覗いている。

「咥えたいんやろぉ・・・?」
「あああ・・あああぁ・・・」

チロチロと動いている。

春香の唇にバイブの感触が蘇る。
裕子からレッスンを受けたシーンが脳裏に浮かぶ。

※※※※※※※※※※※※※※※

『んふぅ・・・んん・・』
唇が歪みながらコックを飲み込んでいた。

『そうよ・・・歯を立ててもいいから・・・
ゆっくり・・・そう・・上手よぉ・・・』

春香の後頭部を左手で支えながら、右手に握るバイブを唇から出し入れしていく。
裕子は天使を蹂躙する興奮に酔いしれていた。

いずれ井上にしなければいけない愛撫を今のうちに教え込んであげると言われ、春香は初めてのフェラチオのレッスンを受けていたのだ。

人工のゴム製とはいえ、実際になぞるペニスの輪郭は深いカリ首までリアルに再現されていて、春香は興奮で頭が爆発しそうになるほどだった。
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