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亜紀と蓮
第2章 プロモーション①
「あんっ、やだ…蓮、ダメ…」
「なにが…だめ?」
「はぁ…だって、あたしスッピンだもん」
左からのランプの灯りに照らされた亜紀さんの顔がアップになり、画面いっぱいに現れた。ボブの黒髪は乱れ汗でおでこに張りつき、上気した頬は赤く半開きの口からは熱い吐息が漏れていた。カメラが曇りそうな濃密な空気が画面から見て取れた。蓮君の構えるスマホカメラに視線を預けたまま、画面は徐々に亜紀さんのバストアップに変わっていった。

「亜紀さん、綺麗…」
「もう…アラフォーのオバさんだよw」
そう言って笑いながら、亜紀さんはバストトップを両手で隠した。すると画面の外から若い腕が覗き、その手が亜紀さんの両手を掴んだ。

「なんで隠すの…?」
「だって…恥ずかしいじゃんw」
少しはにかんだ表情で亜紀さんが答えた。しかし次の瞬間、蓮君の手が亜紀さんの両手を優しく掴むと頭の上に持っていった。

「もう…蓮のエッチ!」
「亜紀さんのおっぱい、エッチ!」
「もう!ばか…」
言葉と裏腹に優しい口調で囁くと、亜紀さんは顔だけを右に向けた。そしてセックス直後の荒い息を整えるように、深く深呼吸した。Dカップのおっぱいが一瞬盛り上がり、ピンと勃起した乳首も揺れていた。きれいに整えられた両脇も晒しながら、亜紀さんは目を閉じた。

「本当にネットに流していいの?」
「うん…でもオバさんを見たい人いる?w」
「物好きがいるかも…w」
顔をまっすぐカメラに戻し、亜紀さんは閉じていた目を見開いた。少し怒った仕草で口を開き、亜紀さんは噛む真似をした。その表情は裸を晒している蓮君を信頼し、愛していることを目で示していた。亜紀さんの大きな少し垂れた目が、笑いジワを作ってカメラを見つめていた。

「物好きさんがたくさんいればいいね…」
「…オレが物好き1号だけどねw」
「…ありがと、蓮君」
また画面が揺れ、そして今度は真っ黒になった。キスする音が聞こえ、再びふたりは愛し合い始めた。そして画面が真っ黒から、壁際のチェストに置かれたカメラの映像に切り替わった。ベッドを横から映した画面でふたりは全身で抱きあい、激しくキスをしていた。
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