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学園物えっち短編集
第8章 私の庭



次の日。

放課後になると私は誰よりも早く学校を出て透真さんのいる学校の校門の前で透真さんが出てくるのを待った。

待っていると思ったよりも早く透真さんが一人で校門から出てきた。

「透真さんッ」

「ん?」

あれ…?なんか昨日と雰囲気違う?

昨日は制服を着崩して髪もワックスで立たせてたけど今日は真面目スタイル?

「…俺の事待ってたの?」

「はい!透真さんの事待ってました…昨日初めて会ったのに気になっちゃってぇ…結愛の事なら気にしないでください!結愛ったらそろそろ透真さんの事飽きてきたとか言うんですよぉ」

「へぇ…じゃあ、デートする?」

「本当ですかぁ!?はいっ」

何これ!

すごいすんなり話が進むんですけど!

結愛があんな事言ってたし、透真さんも結愛にデレデレだったしちょっと手こずるかと思ってたけど簡単じゃない?


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