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want to be ...
第26章 Secret Story 大樹 × 杏奈






一瞬、揺らぎそうになった。


頷きたくなった。


抱かれたい…この人に、抱かれたい。


あれで突いて。


激しく激しく、何もかもどうでもよくなっちゃうくらい激しく…


でも…


「あーんな…。好きだよ、俺に抱かれて…?」


「っあ…!」


せっかく、理性に勝とうと思ったのに。


その声に、吐息に。


体の奥が火照って、あたしの女の部分が激しく大樹さんを求める。


理性の糸はもう切れる寸前。


蒼汰さんと毎日してた行為を突然やめて溜まってるから、尚更決断力が鈍って…


「だ…っ、…」


拒否の言葉を言おうとすると、塞がれる唇。


もう、自分が何を話してるのか分からない。


もうだめ。


もう無理。


「抱かせて。…杏奈」


「っ、」


…あ。


ぷつん。


ぎりぎり保ってた糸が切れ、あたしの心と体は快楽の底へ深く沈んでいった。


理性を完全に失ったあたしは、にっこりと微笑み大樹さんの体に腕を巻き付けた。


ぺろりと唇を舐めた大樹さんが、はちきれんばかりに勃起したモノをあたしの秘部に擦り付ける。


熱い。


熱い…


早く来て、早く来て…


そして狙いを定めたらしい大樹さんは、異常な程大きなモノを、あたしに突き刺した。


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