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久美子の快感三昧な日常
第3章 三号車の秘密
3ヶ月前。

ある朝、いつものように7時52分発の電車に乗り込むべく駅のホームで待っていた。

しかし、予定時刻より5分過ぎても電車はこなかった。

構内アナウンスによれば、

二つ前の駅に通っている路線で人身事故とのこと。

振替輸送のためにこの路線の混み合ってしまい、

混雑のために遅延しているようだ。


10分遅れで電車がやっと到着したが、

いつも以上に満員状態であった。


うわ……。

こんなに混んでて乗れるかな……。


少し躊躇したが、

後ろからの勢いに流されなんとか電車へ乗り込むと

そのまま角へと押しやられた。

やっとのことで扉が閉まり、電車がうごきだす。


混みすぎてて、足浮いちゃう……。

幸い、乗り込んだ側のドアは当分あかないとはいえ、

逆側から、駅に着くたびにさらなる圧力を、感じた。


違和感を覚えたのは3駅ほど進んだ頃だった。
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