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incest
第1章 親愛なる兄貴へ
「え、なによ急に?」
「いや、べつにどうだっていいんだけどさ。いるの?いないの?」
「まぁ、2人ばかりいるけど…。」
「2人?じゃあ違うかな」
「一番上は死んだから正確には3人なの」
「マジかよ。もしかして下の名前がカズヨシっていう兄貴いたりする?」
「どうして?」
「まさかさぁ、その兄貴、学校の先生だったりしない?」
思わず小さい悲鳴を上げた。
それがイエスを意味すると察した彼は目を丸く見開いた。
「やっぱりなぁ。うわーマジかよ、カズ先生の妹とヤッちまったのかよ。」
彼はため息をついて頭を抱えたけれど、私は息も出来なかった。
「・・・おれ中学の時さ、▲▲にいたんだ。その時の担任だった。俺がこっちに転校するってなったとき、カズ先生が地元つってたからよく覚えてるよ。俺らと同い年の年の離れた妹がいるって言ってたのがなんか印象的で。」
何かに導かれてこうなったの?
私は無意識にあの名前を口にした。
「じゃあ、もしかして、マ、マオって子のこと知ってる?」
「え?マオ?」
彼は首を捻った。
「お兄ちゃんの学校にいたらしいの、いい子だったって聞いたことがあるからどんな人だったのかなってさ。」
「マオ?マオ、マオ…いたっけかなぁ、そんなやつ。」
「わかんない?そっか残念だな…。」
「もしかしてカズ先生がよく面倒見てた車椅子の子のことかな?マオ的なカンジの名前だったような・・・。でも全然接点なかったからなぁ。思い出せないなぁ。」
「車椅子?」
「ああ、なんか生まれつき身体が弱いとかで。」
「ふうん・・・。」
「でも、亡くなったよ。その子。」
唖然として、彼の顔を見る。
彼はまるで、道端で死んでいたネコのことを話すかのように言った。
「自殺したんじゃなかったかな?って、もしそいつのことならカズ先生から聞いてるはずだよな。ソーシキのとき、めちゃくちゃ泣いてたもん。ちがうだろうな。カズ先生が言ってるマオってのは誰だろうなー。」
最後の方は、耳に入っているけれど、聞こえなかった。
「いや、べつにどうだっていいんだけどさ。いるの?いないの?」
「まぁ、2人ばかりいるけど…。」
「2人?じゃあ違うかな」
「一番上は死んだから正確には3人なの」
「マジかよ。もしかして下の名前がカズヨシっていう兄貴いたりする?」
「どうして?」
「まさかさぁ、その兄貴、学校の先生だったりしない?」
思わず小さい悲鳴を上げた。
それがイエスを意味すると察した彼は目を丸く見開いた。
「やっぱりなぁ。うわーマジかよ、カズ先生の妹とヤッちまったのかよ。」
彼はため息をついて頭を抱えたけれど、私は息も出来なかった。
「・・・おれ中学の時さ、▲▲にいたんだ。その時の担任だった。俺がこっちに転校するってなったとき、カズ先生が地元つってたからよく覚えてるよ。俺らと同い年の年の離れた妹がいるって言ってたのがなんか印象的で。」
何かに導かれてこうなったの?
私は無意識にあの名前を口にした。
「じゃあ、もしかして、マ、マオって子のこと知ってる?」
「え?マオ?」
彼は首を捻った。
「お兄ちゃんの学校にいたらしいの、いい子だったって聞いたことがあるからどんな人だったのかなってさ。」
「マオ?マオ、マオ…いたっけかなぁ、そんなやつ。」
「わかんない?そっか残念だな…。」
「もしかしてカズ先生がよく面倒見てた車椅子の子のことかな?マオ的なカンジの名前だったような・・・。でも全然接点なかったからなぁ。思い出せないなぁ。」
「車椅子?」
「ああ、なんか生まれつき身体が弱いとかで。」
「ふうん・・・。」
「でも、亡くなったよ。その子。」
唖然として、彼の顔を見る。
彼はまるで、道端で死んでいたネコのことを話すかのように言った。
「自殺したんじゃなかったかな?って、もしそいつのことならカズ先生から聞いてるはずだよな。ソーシキのとき、めちゃくちゃ泣いてたもん。ちがうだろうな。カズ先生が言ってるマオってのは誰だろうなー。」
最後の方は、耳に入っているけれど、聞こえなかった。

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