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秘蜜に濡れて
第10章 suger&spice
「下、脱ごうか?立って見せて?」

ふるふると首を振るあいり。

「可愛いよ?せっかく貰ったのに見せてくれないの?」

「は、ずかし…」

「恥ずかしがってるあいりを見たい」

息を呑んで、ゆっくり撥春を返り見ると優しく微笑んでいた。

「俺にだけ」

魔法の一言の様なそれに、あいりはおずおずとパジャマのズボンを脱いだ。

総レースのショーツからは秘部を覆う繊毛も透けていて、より一層卑猥に見せる。

膝を擦り合わせ、視線から逃れようと身を捩るそれすら撥春を煽る材料にしかならなかった。

「エロすぎ」

撥春は立ち上がると、噛みつく様にキスをした。

息もつかせぬ嵐のような荒々しい口付けにあいりは翻弄される。

口内を舌で文字通り蹂躙すると、口の端から唾液が零れ落ちていく。

「…っんん…っは……ぁ…ふ、ぅ…ん…」

零れた唾液がレースを濃く染める。

おっぱいを揉みしだきながら、片方だけリボンを外し剥き出しになった乳首を指先で摘んだ。


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