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秘蜜に濡れて
第11章 キャンディタフト
「…ぃ…やあん…それ…だめ…」

中で舌が縦横無尽に動き回ると、あいりは堪え切れず撥春の頭を引き離しにかかった。

「あいり、舐められないよ…」

「…も…だめ…」

立ち上がった撥春はあいりの手を引いてソファーから離れる。

「撥春さん…?」

遠くに夜景が煌めく窓にあいりを押し付けると、背中にひんやりとしたガラスが当たった。

「冷た…」

「すぐ熱くなるよ」

撥春は下を脱ぎ捨てると、窓に張り付けられたあいりを視姦した。

色白のあいりに良く映える深紅のランジェリー。

閉じ合わせた股の奥がどうなってるかなんて、聞かなくても判る。

「ヤベ…スゲェ興奮する…エロすぎ…」

「言わ、ないで…」

「俺が買って来たら着てくれる?」

「…は…ぃ…」

撥春は眺めるばかりで、あいりに触れようとしない。

あいりの官能の炎は燻ったまま、より大きな快楽を求めて疼くばかりだった。

「撥春さん…っ!」

痺れを切らして撥春に抱き着くと、反り返る陰幹を太腿で挟む。

ゆるゆると腰を揺するとそれは、蜜を纏ってあいりの秘裂を擦りあげた。
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