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写性 …SHASEI…
第18章 日常
私は舌を出してお父様を待つ。

同じように舌を伸ばして近づくお父様に舌で触れた。
ピチャピチャと舌だけを絡めて触れさせる。
お父様の唾液が舌を伝って入ってきた。
口いっぱいになり苦しくなる。

「沙織、飲んで…」

私はお父様の瞳を見つめたままコクリとそれを呑み込んだ。

「いい子だ。」

髪を撫で頬に手を添えられお父様の唇が私の口を覆うように被さってきて舌が入ってくる。

満たされる。でも、もっと欲しい。私はお父様の着物の襟から手を滑らせて胸の温もりを感じた。

「ゆう君、温かい…生きてるね。私も生きてるよ。確かめて…」

チュク…チュパ

深い口づけで舌で口内をまさぐりながら、待てないようで、お父様が襟ぐりを掴んで着物を無理矢理開く。

そう、そうやって私を求めて…たくさん欲しがって…そうしたら私は生きる元気をもらえるから…

「はぁぁ…沙織も温かいよ。心臓が動いているね。」

お父様が私の胸に頬擦りをして、心臓の音を確かめるように耳を当てている。

「ふふっ…ゆう君変だよ。私、生きてるもの…沙織を愛して、たくさん気持ちよくして…」

お父様の頭を撫でながら言う。

「あぁ…沙織…沙織…愛してる…滅茶苦茶にしてしまいそうだ。」
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