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写性 …SHASEI…
第6章 誕生日
ビクッ…

お父様が驚いたあと、チュッ…チュッと唇を吸う。

そして、私の背中とお尻を形を確かめるように撫で回した。

大丈夫、私はずっと一緒にいるよ。

私もお父様の背中を撫でた。

お父様がシャワーで泡を流していく。

チャポン…

「お父様、タオルとって」

私は空気を溜めて潰して遊んでいた。

チャポン…

「沙絵…」

「なぁに?」

「何か欲しいものない?」

「ある。」

「何?」

「お父様…」

「ははっ…僕はもう沙絵のものだよ。他には?」

「う〜ん、ない。」

「おもちゃとか、お人形とか、洋服とか…」

「じゃあ、洋服…
お父様が沙絵に着て欲しいってのがいい。」

「わかった。可愛いの選ぶね。」

「可愛いのじゃ嫌っ
綺麗なのがいい。」

「わかったよ。綺麗な、お姉さんらしいのかな?」

「そう、お姉さんらしく見えるのがいい。」

「ふふっ…わかったよ。」


本当は、とうとう起きているときに、至ってしまったことをどうしたものかと思い悩んでいた。

毎日繰り返される行為がエスカレートしていることはわかっていた。

沙絵が行為をどう受け止めて考えているのかわからない。

性的なことだと気づいていないなら、僕が止めれば済む話だ。

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