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刑事とJK
第88章 この子に託してもいいかな



「…」



しばらくして、小泉は顔を離した



『…っ…』




少し、服が濡れていた…




小泉の顔はさっきと変わらなかったけど



きっと


ちょっとだけ



泣いてたんだな…









「この子の名前は…もう付けたの?」




小泉はゆうひのお腹を見つめた




「まだだ」



『何も…考えてないよ』





「そっか…」




すると小泉は





優しく笑ったのだ









「俺の子になるはずだった赤ん坊には―――
"大志"って名付けるつもりだったんだ…」







小泉は立ち上がると、ゆっくり扉の前まで歩いていく





ゆっくりではあったものの、腹部に傷を負っていると思わせないほど、自然に…








「勝手に行ってんじゃねぇよ」





ふわりと、体が軽く感じたなと思うと



斉藤が肩を貸してくれていた







「…どうしたの、また…」




「てめぇを逮捕すっからだ」






『それ答えになってないよ、斉藤』





ゆうひは笑って、隣に寄ってきてくれた







「…二人とも、おバカさんなんだね」



『「あんた
てめぇ
が1番馬鹿だっつの!!』」





「クク…、それなら三人とも馬鹿ってことで」









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