この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
刑事とJK
第90章 愛が欲しいだけだった





「あと…50分程度で、ここはなくなる。
それまでそこでじっとしていろ」





「…おめぇ、名前は?」





斉藤が男に名前を尋ねたことに対し、ゆうひは驚いた




こんな時に、なぜ名前なんかを聞いているのか…と







「名前…河瀬(カワセ)
下は、…もうどうでもいいや」






「河瀬…"飽きた"っつぅわけ、言ってみろ」




「何で?」




「言え」




斉藤のガンとした態度に、河瀬は渋々口を開いた








「…モテないんだ」










「は?」



耳を疑った





「モテないんだよ、女に」





河瀬はカクンと首を傾けた







「来る日も来る日も寂しくて…
ふと町を歩けば、俺以外の人間が幸せそうに暮らしているのが目につく」



河瀬はバンッと床を踏み鳴らした



「見ていてムシャクシャする」



あくまで顔は、無表情だが…












『自分勝手も大概にしろっつの!!!』


「おいゆうひ…」



ゆうひは一歩前に出た





『そういう馬鹿な考えにしかたどり着かないようだから、モテないんでしょ!!?
こっちはいい迷惑なの、装置を止めて!!』



怒りに任せ、怒鳴り散らした







「じゃああんたは、俺を好いてくれるか?」








/1153ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ