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刑事とJK
第41章 船上の殺人事件

―――――――――――



…斉藤もシゲも藤野さんも真理子さんも、
どこ行ったのよ?



ゆうひは一人、
パーティー会場に残っていた


パーティーは何事もなかったかのように再開されている



『もお…』



ゆうひはまた料理を食べだした


…ほんと、おいしい~///








「あの、すいません」


『?』



ゆうひが振り向くと、一人の男がいた



「…お一人、ですか?」



『いやまぁ…何と言うか…』



「それより、さっきは驚きましたね。
男性が銃で撃たれたそうですよ?」



『えっ!?
それって誰ですか!?』



ゆうひは男の腕を掴んだ




「誰かは知りませんが、
淡いピンクのドレスを着た
きれいな女性がついていました…」



きれいな女性…って真理子さんのこと?


じゃあ、撃たれたのは…藤野さん!!?




『そんなっ…!!』


「でも、当たったのは腕で、
命に別状はなかったみたいですよ…?」




ゆうひは胸を撫で下ろした



…よかった




よく見ると、
男の手は震えていた



まるで何がに怯えているかのように…





『…どうかしました?』



「あ、いや…すいません」



焦って手の震えを抑えようとする



『よかったら、話でも聞きますよ?』


「へ?
いえ、平気…で…」




ゆうひには男の顔が悲しそうに見えた




『遠慮、しないで下さいね』



「……名前聞いても、
よろしいでしょうか…?」



『あたし、ゆうひって言います』




何の躊躇いもなく答えた





「ゆうひ…さん
僕は神谷洋平(カミタニ ヨウヘイ)って言います」



神谷は、自分の会社のことについては何も言わなかった


さっきいた3人の男たちより、
どこか落ち着いているし

見た感じもジャラジャラとしてなくて、
ゆうひ的には好感度が高かった









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