この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
刑事とJK
第54章 結婚式



会場一帯がざわめきだした


慌てて上を見ると、
確かに火が燃え広がっていた




叫びながら、ひとりが会場を飛び出すと
後から後から人が出て行った



「ヤベーな…逃げんぞゆうひ!!」


『あ、うん!!』



斉藤は勢いよくゆうひの手を掴んで
出口目掛けて走った



『…///』





皆、どやどやと外に出た



外から結婚式場を見ると、
もう煙が立ち上ってきていた



「危ねぇな…
つぅか藤野たちも、結婚式で火事とか災難だな」



『そうだね…藤野さんたちは?』



ゆうひがキョロキョロと見回すと
藤野と真理子の姿を見つけた



とりあえず安心だ





その時、誰かが斉藤の腕を引っ張った



「正貴…!!!」



「あ…、おふくろ…」



光子は取り乱しながら言った



「あの人が…源十郎さんがいらっしゃらないの…!!
まだ中にいるのかもしれない…!!」




「なっ…!!」



あの世話焼ジジイ…!!



斉藤がゴオゴオと燃える結婚式場に飛び込もうとすると、
斉藤よりも先に、誰かが走って入っていった



「…!?」



続けて、真理子の声が聞こえた




「やだ、泰輔行っちゃダメぇ!!」






今飛び込んで行ったのは、藤野…!!?





斉藤も後を追いかけようとしたが、
入口は崩れ、中には入れなくなってしまった






「藤野…!!」











/1153ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ