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刑事とJK
第56章 夢




「もう、働きはじめんのか?」



『そうだねー…
来週の月曜から』




「よかったな」



『うん///』



一息ついてから、
斉藤は口を開いた



「おめぇは、どんな形が好きだ?」




『…は?
形?』




「四角とか、星とか」




『…別に。
何で?』



「いや…何となく…」



斉藤はフイと俯いた



言いたいことがあっても、恥ずかしくて言い出せない
もじもじした子供みたいだ




『なーにーよ?』



「何もねぇっつってんだろ」



パチンッとゆうひにデコピンを食らわす


『痛ーい!!
何すんのよ馬鹿!!』



「しつけぇんだよ馬鹿」



『うっわ、やっぱあんたウザいわ』


「ウザくて結構ですー」



『いっぺんシね!!』



「生き返りますー」








――――――――――――







ゆうひの野郎…


"別に"


じゃわかんねーだろうが!!




後は…指のサイズ測らなきゃな…









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