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刑事とJK
第57章 破壊



―――――――――――




例の手紙が届いてから、
5日が立った





「…明後日か…」



斉藤は頭を抱えた



あれからいろいろと調べてみたが、
特に何か怪しい情報もなかった





「先輩、やっぱりあの手紙は
いたずらだったんでしょうか?」


シゲも、机に肘をついてグダっている






「…知るかよ」




そして何事もなく、
5日目も過ぎていった




そして6日目…





「ああ、斉藤君」



「?」



斉藤は廊下で中島とすれ違った


「どうだい、何かわかったかい?」



「いえ…あまり…」




「じゃあ、明日は
どういう準備をするべきだい?」




「…。
出来るだけ全ての刑事、警官を
集めておくべきだと…」




「この建物にかい?
もし爆弾でも投げ込まれたら、
一気に全滅だよ?」



「いえ、建物の周辺で結構っす」



「へー
じゃあそうしようか」



中島は歩いて行った



「…」






多分これが1番、まともだと思う


敵が直接攻撃してくるなら、
こっちも人数がいたほうがいい









時刻は夜の8時になった




「大変です!!!」




突然、刑事課に伝達が入った




「南区、北区、西区で同時に事件発生です!!」






辺りは騒然とした


同時に事件が発生…



しかも、
こんな時に限って







「事件は、人質を取った犯行や、放火です!!」



「中島さん、どうしますか!?」



皆、中島の指示を仰ぐ




中島はちらっと斉藤を見たが、
全体に向き直って言った





「やむを得ないね…
人を出そう」




まさかこんなことになるとは、
斉藤も想定外だった












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