この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
刑事とJK
第66章 刑事始動





『あ、斉藤っ』


ゆうひは斉藤が中から出て来たので、
立ち上がった







「あと、二人残ってたな」



『え…?』



「長谷川さんと、ゆうひ」




『あ…』




"全員を疑ってかかれ"って、
そういうことか…






「…オレは、お前がやったとは
全然思ってねぇ…でも…」



『斉藤は刑事だもん、仕方ないよ』



「…わりぃ…」




『謝んないでよ
…話せばいいんだよね。
あたしは昨日、多分10:30くらいに
三宅さんと海に行ったかな』





「そのあと、11時過ぎにオレと出会ったな」






『うん。それからは、ずっと斉藤と一緒にいたよ』









「…わかった、ありがとう」







疑ってるような真似してごめん、という感じで
斉藤はゆうひの肩に頭を垂れた






『全然、気にしないで』




ゆうひはキュッと抱きしめた








―――――――――――






長谷川が扉を開けると、
斉藤が立っていた





「お、どうした?」





「昨日から今日にかけての長谷川さんの行動、
教えてもらえますか?」




「もちろん」






長谷川は微笑した




「昨日は…皆を宿泊先に案内したあと、
ツアーの観光地と、俺が受け持った事件の確認をしていた」





「いつ頃まで?」




「夕食の1時間前まで。
だから、5:30くらいには宴の場にいたよ」





「…なんか、電話してなかったか?」





斉藤は、ゆうひと浜辺を歩いていた時、
長谷川がどこかに電話しているのを見たことを思い出した






「ああ…あれは、本職のほうの電話だ
電話してた時間は…5時10分…」



長谷川は、携帯の履歴を見ながら言った












/1153ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ