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刑事とJK
第69章 敵に塩を送る



―――――――――――



「…」





飛鳥はただボーッとしていた





「…飛鳥、おはよう」





清隆は、毛布を持って玄関から入ってきた



言った通り、ちゃんと庭で寝ていたのだ






「……」





飛鳥は何も言わない





「…毛布、ありがとう」




清隆はきれいに畳んだ毛布を、
飛鳥の前に置いた



「……」




飛鳥の顔は泣きすぎで
やつれていた



清隆は飛鳥の隣に腰を下ろし、歌い始めた













―――何か言いたい

何かあげたい

あなたにたくさんの方法で見せてあげる




もし私が何か言わなければ

すべてに意味がないから




すべてが散ってゆく

だからあなたに花束を渡す機会を
待ってなんていられない





ひとりぼっちの日も


他のどんな日も



何か言いたい


何か見せたい



でもそれには少し遅すぎたよ…――――










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