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刑事とJK
第70章 江戸っ子交通安全!?






「殺人があったと聞いた!!
控えよ、控えよ!!」



『お役人様…!?』



お役人の"南淵輝基(ミナブチ テルモト)"が、
家に押しかけてきたのです



南淵は辺りを見渡し、こう言いました





「これはもう犯人は決まっておる
小娘、お前だ!!」




南淵はおゆうを指差したのです





『あ、あたしはやってませぬ!!』




「そうだ!!
何を根拠に…!!」




正吉はおゆうを庇いますが、
南淵はきっぱりと言います




「この家で料理を作ったのはお前だけだ!!
一緒に来てもらおう」




南淵はおゆうを無理矢理連れていこうとしました





「待たねぇか、くそ南淵!!」


「何だお前はさっきから…」




正吉と南淵の睨み合いが続きます









「喧嘩はおよし!!」



ここでまた一人、
家の中に入ってきました


彼女の名前は"おあす"


この村の村長の一人娘です




「一体何があったんだい!?
大の大人がみっともない!!」




「この頭の固いお役人が、
おゆうを殺人犯だと決めつけやがるんだ!!」



「それ以外考えられないからだ、
絶対この娘が犯人だ!!」






「ああーうるさい!!
男なら、腕で勝負おし。
勝ったほうの言うことに従うってことでいいじゃないかい?」




おあすの提案に、正吉も南淵も乗り


二人は家の外へ出ました












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