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刑事とJK
第73章 頼れるクレイジー野郎




『へ…』





小泉の手はゆうひの頭と腰を抱えた



そして自分に押し付けるようにキスをした




『△※*◎¥%♯~!!!???///』



離れようと踏ん張ったが、
力は及ばず…




しかし予想以上に優しいキスに、
ゆうひは自分を疑った






『――…ん…///』




やだ



何でこんな奴のキスなんかで感じてんの…?



自分が…いやだ…



自分が…







小泉はゆっくり唇を離した






『…なに…して…///』







今度は抱きしめられた







『ち、ちょっと…!///』





キスとはまた違って、
今度は力強かった



背が高いから、首が痛い






『はな…し…///』






「ずっと…こうしたかったんだよね…」






顔のすぐ横でそう呟かれ、
ゆうひは抵抗出来なくなった





『…何で…?』




「…わかんない」







この男も






ずっとひとりぼっちだったんだ







肩をもたれかけられるような人は

誰もいなくって






ずっと、それを探してたんだ…









『肩くらいなら…
いつでも貸すよ…?』





「…ううん、いい…
でも、…今だけ…」




小泉は、もう少し頭を寄せてきた




















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