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刑事とJK
第76章 すれ違い







『あたしにとって1番大切で…
大好きで…愛してる人は…
さ…
斉藤しか…

いないんだから…///』





照れ臭くなって、目のやり場に困った





なぜこうも分かりきったことを、
改めて本人の前で言わなければならないのか…





「ほ、…んと、か…?」





『ひ、ひどいよ!!
どこまで疑ったら気が済むわけ!?///』



「ん…なことしてねぇ…!!」













斉藤に抱きしめられると




痛いくらいだった








「疑ってなんか、ねぇよ…
これは、確かめだ…///」




『同じような…もんじゃんか…///』





斉藤の


心臓の音





どくどくと、聞こえてくる







『あたしが、思ったこと…ちゃんと話す…』






ゆうひは少し、斉藤から体を離した





あんたが…



あたしに、思ってたことを
ちゃんと言ってくれたのに




あたしだけ


内緒にしておくなんて、
ずるいもんね…








『あたしが…小泉に対して思ったこと…
正直に話すね』











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