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刑事とJK
第78章 トレジャーハンター



「誰だ今の奴!?」


斉藤は半ギレで源十郎に聞いた




「お前には関係ない」


「なくても腹立つんだよ!!」



「…」




源十郎は微笑を漏らした

その理由は
斉藤には理解出来なかったが…




「斉藤家の土地に、徳川埋蔵金がある
とかいう話があってな」



!!!




『徳川って…徳川家康?』



「…何だその話…聞いたことねぇぞ?」




「この話が出てきたのはほんの一年前だ
阿呆息子は知らんで当然だろう」




…この老いぼれ、ほんと海に沈めてやりてぇ





「…で、どこに埋まってんだ?」



「この家の裏にあるとかないとか」



「曖昧だな。
それでさっきの奴は、その埋蔵金を狙って
埋まってる部分の土地をいただこうって魂胆か?」



「まあ、そういうことになるな」




源十郎はフゥッと溜息をついた







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