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刑事とJK
第82章 刑事と爆弾狂


――





小泉は、土産屋の中に入った


犯人は小泉を狙いながら、後を追いかけていく





「…」



奥の棚に身を隠すと、小泉は面白そうなものを見つけた





「へーえ」








犯人は、小泉が出てくるのを待った



暗くて視界が悪いので、不用意に近づくのは危険だと踏んだのだろう



しかし、少しでも小泉が動きを見せれば
直ぐさま撃つ準備は出来ていた





そうやって構えていると、奥の棚から何かが投げられてきた



驚いて、一発発砲した


当たりはしなかったが、投げられてきた物は
ピカピカと光を発するおもちゃだった


野球ボールほどの大きさのおもちゃは、赤や黄や緑や青、様々な色に光った



すると、次から次から同じおもちゃが投げられてきた


こっちに当てようとしているのだろうか…





「(子供騙しか…)」





犯人は飛んでくるおもちゃを手ではたき落としながら、じわじわと前に進んだ





「(ここの後ろだな)」



棚ごと銃でぶっ放してやる…と銃を向けた瞬間


光っていないおもちゃが目の前に飛び込んだ





「え?」




ドカンッ



と、犯人の目の前で爆発した



「ぎゃああぁあ!!!」



犯人は爆発で目をやられ、あまりの激痛に床を転げ回った






「ククッ、楽しかった?」



満足げな表情を浮かべ、小泉が出てきた


その声に反応し、犯人は見えない目でなりふり構わず発砲した




「この野郎ぉー!!!」



しかしそんな抵抗も虚しく、
小泉は背後から犯人を殴り飛ばした




吹っ飛んだ犯人は置物の並べてあった棚に頭から突っ込み、そのままピクピクと動かなくなった






「大丈夫、死んでなーい」



小泉はククッと笑って、ゆうひと斉藤のもとへ戻った









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