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淫らなカンケイ
第2章 ヒミツの密室
薄暗くて埃っぽい社会科資料室には、普段鍵が掛かっていて、滅多に人なんて入らない。
この資料室の隣は、社会科教員室だから、そこには何人か人がいるけれど、私がたまに抜け出すことに気づいている人はいないと思う。
私がここに入るとき、少し離れたところで壁の掲示を見ているフリをしている吉田くんの姿が見えた。
目配せなんてしない。
吉田くんは気配を感じているから。
私が入って、ほんの数秒後、再びドアが開いて、学級長の顔をしたままの吉田くんが姿を見せた。
鍵をカチャリと閉めたら、密室の出来上がり。
この資料室の隣は、社会科教員室だから、そこには何人か人がいるけれど、私がたまに抜け出すことに気づいている人はいないと思う。
私がここに入るとき、少し離れたところで壁の掲示を見ているフリをしている吉田くんの姿が見えた。
目配せなんてしない。
吉田くんは気配を感じているから。
私が入って、ほんの数秒後、再びドアが開いて、学級長の顔をしたままの吉田くんが姿を見せた。
鍵をカチャリと閉めたら、密室の出来上がり。