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淫らなカンケイ
第1章 暗い暗い空間で
「うっ、んーっ」
ハァハァと苦しそうな息づかいと押し殺した喘ぎ声。
さっきまでユミの声もきっとこんなふうに聞こえていたんだ。
「あっあぁ…もうダメ……。
吉田くん、ホントに嫌ぁ」
(吉田くん?)
「ンッ、あっ、ヤっ~~」
「すっげぇ、いいよ。センセ。じゃ、いくよ」
「ぁ…んっん・・んーー!」
悲鳴を押し殺した鳥みたいな声が響いて、
体と体がぶつかり合う、パンパンという音は止まった。
そして、ハァハァという息づかいが微かに響く。