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淫らなカンケイ
第1章 暗い暗い空間で
「もうっ。まさか外でなんて………」
「たまには気分変わっていいかなって」
「嫌よ。ただでさえいつもドキドキなのに」
「でも先生、感じてたし、思いっきり濡れてたじゃん」
「そうかもしれないけど……。
でもそれとこれとは別なの。
もうこういうことはやめてね」
「は~い」
ガサガサと服の擦れる音。
そして立ち上がる気配がする。
「じゃ、もうこのまま別行動ね」
「わかってる」
「まっすぐ家に帰るのよ」
「はいはい。じゃ、また」
二人の足音が遠ざかっていき、完全に聞こえなくなった。