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他人の妻、親友の夫
第2章 欲望の渇き
「真面目くさった顔をして、性欲はその辺のビッチより激しいんだな。こうして乱暴にされても感じるんだろう?」
「感じてなんかっ……」

悔しくて睨み付ける。
だが秋彦はまったく怯む気配がなかった。

中指と人差し指の二本が円を描きながら前門を滑り、時おり中に埋まる。
そうして絡めた雌蜜をクリトリスに塗りたくっては擦ってくる。

「はっ……はっ……あぅっ……あぁっ……」

秋彦の指遣いは丁寧で、それでいて乱暴だ。
皮の剥けた芯粒は強すぎる刺激に痺れを覚える。

「お願いっ……もうしないでっ……そこは海晴以外に触らせたくないのっ……赦してっ……」
「彼も僕の妻のここを触って悦んでいたのをお前も見ただろ? そんな健気な操をたてたところで報われないぞ?」
「そ、それでもっ……駄目……私はっ……」

拒みながらも快楽は刻まれていく。
その時、テントの方へと足音が近付いてきた。
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