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他人の妻、親友の夫
第2章 欲望の渇き
ザックザックと小石を踏みしめる音がゆっくりと近付いてくる。

「志歩が大きな痴れ声上げるからバレたみたいだな」
「やめっ……離れてっ……お願いっ……」

夫と親友にこんな姿を見られたら恥ずかしさで死んでしまう。
全力で彼を押し退けようとしていた。
しかし秋彦は見た目からは想像できない力だった。
彼女の背後に回ると両脚を絡め、無理矢理開脚させてしまう。

「み、見られちゃうっ……」
「見せてやればいいだろ。志歩が本当はドMで変態だというところを……」

耳許で嘲るように囁き、かぷっと耳たぶを噛んできた。

「ああっ!!」

指は第二関節まで侵入し、襞の集まる敏感部を擦る。

「耳を噛まれながらおまんこを弄られるのは気持ちいいだろ?」

せせら笑われ、悔しさが込み上げる。
認めたくないが彼の責めはして欲しいと思う通りに進んでいた。
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