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こんにちは。


　ここから、オクチョンの人生における苦難が始まります。


　自らを信じて貰おうと懸命に生きようとし、その度に不当に裏切られ、
　オクチョンのやわらかな優しい心は次第に少しずつ

　固く凍ってゆきました。


　冬に降り積もった雪がいつしか根雪となり固く溶けなくなってしまうように
　心の中に少しずつ降り積もっていった感情はやがて

　大きな感情となって爆発することになります。


　彼女自身でさえ、そのことにまだ気づいていませんでした。


　さて、物語りに戻ります。


　何とかスンが駆け付け、オクチョンは途中で救い出されました。

　とりあえずは良かった、、、


　ただし、まだオクチョンの中殿呪詛の容疑は晴れたわけではないのです。


　この後、大妃はどう出るか？

　大妃の動向も気になるところです。　

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