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こんにちは。

　カン・ギジュンという男、相当の悪ですね。

　第二話の犯人、シン・ソンギも彼を一途にし慕う女官を妊娠させ、心中をしようと持ちかけて殺害しました。シン内官も極悪人ではあるのですが、ギジュンの方はソンジョンだけでなく、もう一人の女中も妊娠させています。しかも、女中は人妻であり、彼女の良人は妻が屋敷の若さまとできているのは知らないようです。
　生まれてくる子は自分の子だと信じ込まされているようです。それを良いことに、二人は情事をさんざん愉しんだ挙げ句、共謀して良人を殺すつもりなのですね。




　そして、ギジュンの恐ろしいところは、亭主だけでなく女も続けて始末しようと考えているところです。女は既に産み月を迎えており、赤ちゃんはもういつ生まれても育つことができるのに、女と我が子と両方纏めて始末しようとしているのです。



　シン内官もチ女官のお腹の我が子もろとも殺したのですから、たいした違いは無いのかも知れませんが―。
　夜桜心中のときは、さしあたって、これ以上の被害が出る恐れはなかったけれど、今回はソンジョンに続く犠牲者が出るのは確実です。
　さて、セリョンとムミョンはどうする！？

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